9:名無しNIPPER[sage saga]
2016/10/01(土) 09:53:03.04 ID:49cE+2/00
奈緒「な、なんの箱?」
時子「なんのって……貸しなさい」
奈緒「うん……・」
時子「あー……これはあれの箱よ…あの…」
ヘレン「あれよね。言いたいことはわかるわ。貸して……あー、見事にあれの箱ね」
奈緒「その横のボタンみたいのってなんなの?」
ヘレン「ボタン?」ポチッ
パカッ
ヘレン&時子「開いた!?」
奈緒「ぇあ!?」
時子「………そう、開くのよ。当然でしょう?」
ヘレン「箱だもの、開いたりもするわ。この中の窪みにね……あれが合うのよ」
奈緒「あ、あれってなんなの?なにかを入れるケースってこと?」
ヘレン「あー……そう。ケースよ。ね?」
時子「そう、ケースよ。分かったでしょう?上等な品だわ。さっさとあの豚にくれてやればいいわ」
奈緒「えぇ……」
マスター「コーヒーのおかわりはいかが?」
奈緒「え、ああ、お願いします」
マスター「おお、それ、シガーケースかい。私と使ってるものと同じだ。これはタバコが良い状態で保たれる、素晴らしい品だよ。良いモン持っとるね」
時子「……そう、シガーケースよ」
ヘレン「シガーケース。ええ、そうよ、シガーケース。タバコを入れるのよ」
奈緒「…………」
マスター「で、おかわりはどうするね」
時子「頂けるかしら?」
ヘレン「うんと熱くね」
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