過去ログ - 【安価・コンマ】あるジオン残党軍指揮官の物語・4 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価・コンマ】あるジオン残党軍指揮官の物語・4

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120:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 21:21:44.26 ID:ac5TKXA80
--東南アジア密林地帯--

職務に忠実であることと、上に忠実であることは必ずしも等号で結ばれるものではない。

121:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 21:22:53.60 ID:ac5TKXA80
ダナー(優秀な将校たちは名誉の戦死を遂げ、生き残ったのは「モグラ」たちばかり、と言うことか)

「終戦」以来幾度も頭をよぎった考えであった。

ダナー(せめてレビル将軍がご存命であれば……)

以下略

122:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 21:23:50.55 ID:ac5TKXA80
ダナー(レビル将軍たちが存命ならば「戦後」はまた違ったものになっていただろう、と)

「戦後」、「ジャブロー」の実権を握ったのは「モグラ」たちだった。

ダナーを始めとする「忠実でない」将校たちは「モグラ」たちからは疎まれていたし、またダナーたちも「モグラ」たちから好かれようなどとは微塵も思ってはいなかった。

以下略

123:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 21:25:02.88 ID:ac5TKXA80
それにも関わらず、ドゥワイトの増援要請に「ジャブロー」が答えた事は殆んどなかった。

「ジャブロー」が増援に応じてさえいれば…ダナーは「戦後」に「戦死」した部下たちの顔を思い浮かべる。

ダナー(満足な装備さえあれば…少なくとも此れ程の「戦死者」が出ることはなかったはずだ)

以下略

124:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 21:25:56.39 ID:ac5TKXA80
ダナー「………」

ダナーはミニ・トレー級陸戦艇の車長席の肘掛けを握った。

ダナー「部隊の配置状況は？」

以下略

125:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 21:27:36.19 ID:ac5TKXA80
ダナー(使えるものは全て使わねばならない。これは「戦争」なのだから)

ダナー「敵の出方は？」

「まだ反応はありません！」

以下略

126:名無しNIPPER[sage]
2016/10/15(土) 21:28:19.71 ID:RD7l8phio
む

127:名無しNIPPER[sage]
2016/10/15(土) 21:36:34.34 ID:7HncAqMMO
oh

128:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 21:41:13.57 ID:ac5TKXA80
○71:凡そを察知できていた

--JLA拠点村長の家--

以下略

129:名無しNIPPER[sage]
2016/10/15(土) 21:52:09.60 ID:0CNCWsIDO
やべぇダナーのやつ連邦のくせに軍人だぞ

130:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 21:53:36.99 ID:ac5TKXA80
村長「…こちらの「作戦」は？」

ドゥー「現段階では順調に進んでいます」

村長「現段階では、か…」

以下略

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