過去ログ - 【安価・コンマ】あるジオン残党軍指揮官の物語・4 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価・コンマ】あるジオン残党軍指揮官の物語・4

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130:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 21:53:36.99 ID:ac5TKXA80
村長「…こちらの「作戦」は？」

ドゥー「現段階では順調に進んでいます」

村長「現段階では、か…」

131:名無しNIPPER[sage]
2016/10/15(土) 21:58:17.37 ID:0CNCWsIDO
４だろこれ

132:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 22:06:44.18 ID:ac5TKXA80
○「罠」

村長「…連邦は「罠」にかかると思うか？」

133:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 22:15:07.11 ID:ac5TKXA80
村長「分からぬものは分からぬと言える者こそが賢き者なのだ。愚か者ほど分からぬと言わぬ」

「村長」は瞑目したまま言った。

村長「飾り立てた言葉は美しいが役には立たない。…ドゥーよ」

以下略

134:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 22:27:19.62 ID:ac5TKXA80
村長「勝ち目の無い戦いをする意味などない。意味無く散って良い「戦士」などいない」

村長は目を開けた。

村長「…今日血を流すのは我々ではない。奴らだ」

以下略

135:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 22:40:32.39 ID:ac5TKXA80
連邦の偵察部隊は優秀であったし、周りへの注意も怠ってはいなかった。

ただ樹々の間に潜む「斥候」たちの方がより密林と言う環境を味方にしていたと言うだけの話だ。

村長「………」

以下略

136:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 22:54:12.79 ID:ac5TKXA80
--密林地帯ミニ・トレー級陸戦艇内--

「こちらA小隊、引き続き前進を続けます」

以下略

137:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 23:09:57.66 ID:ac5TKXA80
仮にも地球連邦の正規軍と、一地方の武装勢力との戦いだ。

兵器の質、数を始め、殆どは連邦軍が比べものにならないほど遙かに上だ。

戦いらしい戦いにならないのも当然なのかもしれない。だが…

以下略

138:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 23:23:00.73 ID:ac5TKXA80
ダナー(手負いの獣ほど凶暴なものはない。追い詰められた「残党軍」や「武装勢力」の反撃は必ずこちらに無視できない損害を出す)

ダナー(今回もそれを想定した上で…。……！)

ダナーはそこまで考えてある一つの発想に至った。

以下略

139:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 23:29:23.81 ID:ac5TKXA80
ダナー(現在ほぼ全ての部隊が前進を続けている…)

前進を続けている…奥へ奥へと進み続けている。

ダナー「……何故もっと早く気付けなかったんだ」

以下略

140:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 23:39:52.86 ID:ac5TKXA80
ダナー「全部隊に告ぐ！即時退却だ、とにかく現在地から後退しろ！」

「しょ、少佐？！一体……？」

ダナー「分からないのかね？罠だ、我々は罠に嵌められたんだ！」

以下略

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