過去ログ - ネームレス「こんどこそ」【片道勇者】
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1:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:03:55.90 ID:M4z0fol9o
俺の名はネームレス

ネームレスが名前だ。

俺は世界を超える力を持っている

と言っても決められた定義の世界のなかでのみ。だが

闇に喰われ滅びゆく世界。そこに俺の魂。魂と記憶だけが飛ぶ。

職業も、年も、姿も、性別も、全て違う。しかし記憶と魂だけが残ってる

俺の目の前にいる男。ヴィクター王。本名は違うのだが、そこは良いだろう

この人は俺が世界を超えることを知っている。この人も超えているからだ

次元の賢者。こいつも知っている。ヴィクター王よりも、詳しく

こいつは次元倉庫の管理人。…長いので姉としておこう。こいつはどの世界にも必ず生まれる。

世界によって地形も何もかも違う。しかし、違わないものもあるのだ

城にいる兵士達は変わらないし、雇われ衛兵、異世界から来た銃使い、危険な黒騎士。迷子の少女やその父。死んだ姫など、どの世界でも─記憶こそ違えど─寸分変わらないものもいる。

そのなかにいるのが、彼女。彼女の名は───

ネムリ

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2:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:11:35.38 ID:M4z0fol9o
彼女は半獣人だ。

ああ、半獣人と言うのは、闇の影響により獣になりかけている人間のことだ。

彼女の故郷は既に闇に喰われ。逃げ出したが半獣人に。飢えて動けなくなったところに、俺が現れたのだ。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:19:28.54 ID:M4z0fol9o
…目の前にヴィクター王がいたり、ダンジョン内だったりは覚えている。たしか、小鬼に殺されたのだ。

情けない。生命探知で何処に敵がいるのかを確認し忘れていた。

まあそのお陰か、ナユタの実は沢山手に入ったので良いとしよう。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:24:57.21 ID:M4z0fol9o
都合が良い。と言うよりわざわざ選んだのだ。
ここなら腹が減ったと言う口実でいくらでもナユタの実を詰め込める。
その為の次元倉庫だ。

ほら、そろそろ彼女が喚く。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:31:24.80 ID:M4z0fol9o
ほら、ネムリ。ナユタの実だ。

取り出したのは、黒ずんだナユタの実。

そう、腐ってるのだ。まあ腐ってないのは山ほどあるが、意地悪したくなる。
以下略



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