過去ログ - ネームレス「こんどこそ」【片道勇者】
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2:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:11:35.38 ID:M4z0fol9o
彼女は半獣人だ。

ああ、半獣人と言うのは、闇の影響により獣になりかけている人間のことだ。

彼女の故郷は既に闇に喰われ。逃げ出したが半獣人に。飢えて動けなくなったところに、俺が現れたのだ。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:19:28.54 ID:M4z0fol9o
…目の前にヴィクター王がいたり、ダンジョン内だったりは覚えている。たしか、小鬼に殺されたのだ。

情けない。生命探知で何処に敵がいるのかを確認し忘れていた。

まあそのお陰か、ナユタの実は沢山手に入ったので良いとしよう。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:24:57.21 ID:M4z0fol9o
都合が良い。と言うよりわざわざ選んだのだ。
ここなら腹が減ったと言う口実でいくらでもナユタの実を詰め込める。
その為の次元倉庫だ。

ほら、そろそろ彼女が喚く。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:31:24.80 ID:M4z0fol9o
ほら、ネムリ。ナユタの実だ。

取り出したのは、黒ずんだナユタの実。

そう、腐ってるのだ。まあ腐ってないのは山ほどあるが、意地悪したくなる。
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:41:09.37 ID:M4z0fol9o
雪原地帯が終わると、今度は草原だ。ナユタの実が腐るほど落ちている。腐った物ならポケットにあるが

拾っては食い、拾っては食いを繰り返す。

するとネムリが話しかけてきた。いつも通りだ。
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2016/10/04(火) 01:46:41.90 ID:XaUYVTY2o
振り返りません勝つまではしか知らないけど読めますか?


8:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:47:09.59 ID:M4z0fol9o
しばらく歩いているとネムリが話しかけてきた。

内容は、彼女の紹介をしたときと同じことだ。

割愛する。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:50:02.59 ID:M4z0fol9o
旅の途中、書物を拾った。

「これ何?なんか変な色合いだけど…」

…持っている、今、最も大切な本だ。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:52:21.98 ID:M4z0fol9o
夜。

その日も眠るわけではないが、夜営だ。飯を食ってから直ぐに出発する。

「ネームレスさん!聞いてください!クスリが出来たんです!」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 01:54:44.42 ID:M4z0fol9o
朝が来た。

日に日に容態が悪化していくネムリにナユタの実を食べさせる

今日は旅をしない。もう、旅をやめる
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 02:01:37.44 ID:M4z0fol9o
瞬間、圧倒的な爆発が起こり、闇が、いや、闇の霧が拡散していく

目の前に現れたのは山よりも大きい黒色の龍

だが、そんなことは知っている。
以下略



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