37: ◆VvO10zxPeo[saga]
2016/10/04(火) 22:09:21.91 ID:7nPdBkIB0
ほたる「すっかり秋なんですね」
モバP「ああ」
ほたる「紅葉がいっぱい落ちて綺麗です。遠くで見ているよりも、こうして近くで見ると全然違いますね」
モバP「紅葉を踏むと滑るから気をつけて……」
ほたる「きゃっ!」
モバP「よっと」
ほたる「ごめんなさい。また足を滑らせちゃって」
モバP「よくある。アスファルトより土の上の方が滑るんだ」
ほたる「また抱き止められちゃいました。こういう不幸もいいかもしれませんね」
モバP「転ばない方が安全だよ」
ほたる「そうですね……」
ほたる(あれ、またひづめみたいな……)
モバP「じゃあ、ここは誰もいないみたいだし。ちょっと枝を拝借」ポキッ
ほたる「枝を折っちゃうんですか?」
モバP「まあ、一本だけな。ほたる、手を出してみて」
ほたる「はい」
モバP「どうぞ。こうやって手に持ってみるのも紅葉狩りの楽しみの一つなんだ」
ほたる「小さい手みたいですね」
モバP「そうそう。ほたるの手みたいだ」
ほたる「えっ?」
モバP「楓って意味でね。俺にとってはそんなもんだよ」
ほたる「どうして楓さんの名前が?」
モバP「あー、それはな。自分の言葉があれすぎてあれだった。聞き流して。ノリで言ったけど結構恥ずかしい。楓って女の子の手の比喩によく使われるからさ……」
ほたる「そうですか……プロデューサーさんがくれましたし、大切にします」
80Res/50.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。