過去ログ - 瀧「君の、名前は――」
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27:名無しNIPPER[saga]
2016/10/04(火) 20:19:31.98 ID:6BNWGd8K0
そう思いながら、お母さんと二人、色んなお店を回る。

台所用品のお店から、それから小物系のお店なんかも。

一通り、全ての買い物が済んだ。

……お父さんと別れてから約一時間。

お父さんは私達の前に現れなかった。

まさかまだ買い物してる訳じゃないだろう。お父さんと二人で買い物する事はそこそこあるけど、そんなに物選びに時間を掛ける人じゃないし。

お母さんも、流石に今日は無理かな、と諦め顔でスマホに手を伸ばそうとした時。

――おっ、居た居た。

お父さんが私達の前に現れた。

いやぁ〜、まいったまいった。ここ本当に広いな。ずいぶん探したよ。

と、私達を見ながら、お父さんは本当に嬉しそうに笑った。

……瀧く……お父さん、もう、遅いよ。

そう文句を言いながら、しかし笑っているお母さんもまた、とても嬉しそうだった。

ごめんごめん、まぁこれでも必死で探したから、許してくれ。とお父さんはお母さんの荷物を何でもないように持ちながら言った。


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