過去ログ - 芳乃「黄昏の帰り道を、そなたと二人で」
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2: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/10/04(火) 20:11:22.16 ID:X90mnw8p0
カンカンカン、と前にある赤いランプが交互に点滅していましてー。

なるほど、開かずの踏み切りの音でしたかー。

黄昏の中ではー、普段よりいっそう強く響いていますー。

普段ならばここで迂回路へと向かうのですがー。

ですがー。

……。

理由もなく、わたくしは踏切が開くのを待つことにしましてー。

あえて理由をつくるのなら、直感でしょー。

何かが起こる予感がした……といった、単純なものでしてー。

もっとも、何も起こらなければそれはそれでかまいませぬー。

静かに歩を止めて、考えを深めるのもよきものかとー。

黄昏時はなぜ寂しいのか、その考察をー。


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