過去ログ - 芳乃「黄昏の帰り道を、そなたと二人で」
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6: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/10/04(火) 20:18:42.93 ID:X90mnw8p0
「しかし、そなたは大丈夫なのでしてー?」

つい、わたくしのよろこびを優先してしまいましたがー、かの者は事務所に戻る途中と言っておりまして。

なれば、まだかの者には仕事が残っているのではー?

「ん……まあ、今日はもう仕事らしい仕事も残ってないし大丈夫だ」

「ほー」

「……いや、本当だからな?」

「む……わたくしはそんなに疑り深い目をしていましてー?」

「わりとな」

ふむー……顔には出していないようにしていたつもりなのですがー。

表情を創るというのはやはり難しいものでしてー。

「まあ、芳乃を女子寮まで送ったくらいじゃ支障なんて何も出ないから大丈夫だ。心配してくれてありがとな」

「いえいえー」

「それに、芳乃が一緒に帰りたがってるしな。その思いを無碍にするわけにもいかないだろ?」

「……うむー」

確かに引き止めたのはわたくしではありますがー。

……他人から指摘されると少々照れましてー。


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