15:名無しNIPPER[saga]
2016/10/06(木) 22:22:18.52 ID:ZjJoYnl/0
それから20分後、私たちが森を抜け神社に戻った頃には空はもう真っ黒になっていました。
「心配かけちゃってるよね。私そろそろ行かなきゃ」
そう言うとタヌキが後から私の背中を軽く押しました。
「うん。分かってるよ」
タヌキの頭を撫でてお礼に木の下に落ちていた柿を手渡します。
「これ、さっきのお礼ね。」
そう呟くとタヌキは森のほうへ歩いていきました。
「ありがとうね〜!」
心を込めて姿が見えなくなるまで手を振り続けました。
さあ、早く行かなきゃ!
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