19:名無しNIPPER[saga]
2016/10/06(木) 22:28:30.09 ID:ZjJoYnl/0
そう考えていると例のタヌキがまたやって来ました。
「ねえ、私どうしたらいいんだろう?」
当然ながら返事なんて返ってきません。
これは私が決めることなのですから。
もしこんな私でもアイドルになっていいのなら...
こんな私でも夢を見ていいのなら...!
そう思っているとタヌキが後から私の背中を強く押しました。
「...応援してくれるの?」
こくりとタヌキが頷きました。
幼い頃に真似したあのアイドルになれるのなら...。
「よしっ!お話だけでも、聞いてみましょう!」
気合を入れた私は両親とプロデューサーが話している部屋に駆け出しました。
そして心を落ち着かせながらこう言いました。
「あ、あの...私...アイドルを目指してみたいでしゅ!」
......
大事なところで噛んでしまいました...。
どうやら前途多難なようですが両親は私の想いを聞いてくれたのでしょうか。
てっきり反対されるとばかり思っていましたが二人とも賛成してくれました。
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