8: ◆TDuorh6/aM[saga]
2016/10/07(金) 16:09:23.65 ID:A6QIr8hJO
ふと、自分がうとうとしていた事に気付く。
泣き疲れたからか、喚き疲れたからか。
長い長い時間を、ずっとずっと悩んできたからか。
これが夢ならいいのに。
目が覚めた時、彼とまた笑顔で…
一縷の望みに掛けて、願いを込めて。
けれど、カチカチと響く針の音が。
外から伝わる冷たい雨の音が。
私に悲しい現実を突きつけていた。
これが現実だと分かっていても。
それでもそんな奇跡に掛けるだなんて…
でも、受け容れて仕舞えば。
それこそもう、全てが終わりな気がする。
泣いて、悩んで、悔いて、嘆いて。
それでも当然、解なんて出ない。
…分かってはいる。
もう彼とは、やり直せない事くらい。
それなのに私は…
それでも、もう一度彼と…
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