過去ログ - 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十】
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221: ◆WavyZHXNoU[saga]
2016/10/09(日) 13:44:06.91 ID:CDv/GgFc0

 〜ミー、忍者が知りたい、其の二〜

ミシェル「敵を知り己を知れば百戦危うからず――初心に立ち返って、まこちゃんファイトクラブで研究だ」pi

TV『まこちゃん今日もすごい活躍やでー』パッ

ミシェル「…」ジィッ


誠『今日は初心に立ち返って、マチェット1本でのサバイバルをします』

ミシェル「マチェット…あれがメインの獲物か…」ゴクリ

誠『銃刀法違反には充分気をつけるんだぞ。これは撮影用に許可もらってるからな』

ミシェル「ふむふむ…法律系の知識も備えているのか…。やはり侮れない…」

誠『ただ、いつもやってることだからってマンネリを打破しようってスタッフが言ってな…。だから今日はマチェット1本で山ごもりしつつ、何か敵を寄越してくるとか言っててな…』

ミシェル「何っ…!? テレビでそんなことをしてもいいのかっ!?」←テレビでプロの重量級ボクサーと異種格闘技戦した人

誠『何かこう…尻尾みたいにリボンみたいの垂れ流してて、それを取ったら撃退になるらしいんだけど…。やってみれば分かるよな』

誠『さあ、レッツ・サバイバルだ!』

ミシェル「ど、どんな敵がきても余裕だということか…? それに、わざわざリボンを取るだけとは…相手を必要以上に傷つけない措置だというのか…?」

ミシェル「なんて恐ろしい…」


誠『うおおっ…これが敵かっ!? あっ、俺の取った食材をっ…!?』

ミシェル「あ、あれは…忍者っ…!? まさか、忍者が御剣誠のために派遣されてきたっていうのかっ!?」

誠『だがっ…俺の、今日のメシぃぃぃっ!』

ミシェル「!!?」

誠『どおりゃあっ!!』

ミシェル「す、すごい…! 何だこの木の上を飛び回る忍者をまるでサルのように追いかけながら鮮やかに飛びついてリボンを奪う、鮮やかな手腕…!?」

誠『そこかあっ!』

ミシェル「小石を投げただけで忍者のリボンに当てて、リボンに小石を包ませてそのまま引き抜いたっ…!? 何てコントロールだっ!?」

誠『このままじゃ防戦一方だな…。よしっ、ここはひとつ――』

ミシェル「す、水遁の術!? ほんとにあんな細い竹の節1本で…」

誠『そろそろ飯にするか…。火、火…っと。えーと、今日はどうやって点火すっかな…』

ミシェル「火遁の術まで使えるのか…!? もしや…このサバイバルで売ってるというのは忍者であるというのを隠すためのブラフ…!?」

ミシェル「撮影とかこつけて仲間の忍者が彼を奪還するためにやって来ているのだとすれば…」

ミシェル「そうか…そうか、つまり…忍者とは、忍者が心の中にいるっていうのは…! 彼がアイドルだから…!?」


ミシェル「……あれ?」

ミシェル「じゃあアイドルって何だ…?」

ミシェル「むしろ忍者って何なんだ…?」


ミシェル「くそぉぉっ…こうして忍者という存在が実在するかしていないかを分からせなくしているというのか…?」

ミシェル「だが、ここまでしているのならばきっと忍者は――しかしいないからこそ、こういう結果というのもあるのかも…?」


ミシェル「うぐぐぐ…忍者って何なんだぁーっ!?」

夢「あ、ミー、ちょっと買物行きたいからつきあってー。買った荷物とか多くなっちゃいそうだからお願い」

ミシェル「夢さんならそんなの余裕ですよ! それどころじゃないんでちょっとどっか行っててくださ――」

夢「そんなの余裕ってどーいうことかなあ、ミーィー?」ゴゴゴ

ミシェル「はっ…この殺気は――!?」

夢「か弱い女の子なんだから助けてあげようって思うのが正義の味方さんじゃないんですかああああっ!?」グリグリグリグリ

ミシェル「あだだだだだっ!? そんだけ強ければ必要ない――あ痛ったあああっ!? ギブギブギブ、夢さん、夢さあああああんっ!?」


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