過去ログ - 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十】
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314: ◆WavyZHXNoU[saga]
2016/10/09(日) 22:10:26.31 ID:CDv/GgFc0

衣依「でもね、わたし思ったんだ…」

誠「何を?」

衣依「男の人のアイドルは、結婚しても香くんみたいに続けられるけど…女だとシャーディみたいにどこかで引退しなくちゃいけないんだよねって」

快斗「…」

聖羅「そうかも知れないですね…」

葉子「引退…かぁ…」

香「…あと5年もすれば、お前らは考えなくてはならなくなるだろうな」

ゆず子「あと5年以内に稼ぎまくって老後まで余裕にならないとダメってことか…」

快斗「そういう考えでやってたんですか…?」


衣依「だからね、いつもいつも、全力でいなきゃダメなんだよねって思って…」

衣依「でも…何だかそうすると終わりのことばっかり考えなきゃいけないのかなって寂しかったりもするんだ…」

誠「俺も…正直、借金どうにかなったらアイドル辞めて農家やりたい…」

葉子「農家っ?」

快斗「何でいきなり農家…?」

タカシ「えー、まこちゃんも辞めちゃうの…? やだよぅ」

香「始まりがあれば終わりもあるというものだからな。僕らとて、50歳になってまでアイドルを名乗れるか?」

佑香「ジジイアイドル…」

香「世の50代はそこまでジジイでもないから改めろ」


聖羅「うーん…あんまり考えたことはなかったですけど…そうやって考え始めると切ないですね…」

ゆず子「まあでも、いいんじゃね? スパッと終わりゃあ、まーた何か始めるってもんだろ? 生活あるんだし…」

快斗「ファンとかは、どうなんでしょうね…? 寂しい、のかも…」

葉子「確かに…こっちは生活あるし、どうにかこうにかって分かるけど、ファンからしたらもうアイドルとしての姿とか見れなくなるし…」

香「そのために、僕らは常に最高のパフォーマンスをして、その時にしかできないことをやっていくんだ」

香「思い出が褪せていっても、ただその場にいられて良かったと思ってもらえるように」

香「ふと思い出した時、胸が弾んでその時の熱を思い出せるようにな」


衣依「…そう、なんだよね…結局は…」

タカシ「何かセンチになってきたかも…。僕も、いつまでもこのキャラきついだろうしなあ…。すでに痛い目されそうだしなあ…」

誠「確かに…」

タカシ「ぶーぶー! まこちゃん、しみじみ頷かないでよー!」

聖羅「ふふ…タカシくんは大丈夫ですよ」


快斗「とにかく全力でやって、駆け抜けるしかない…ってことですね」

香「ああ」

衣依「うん…」

佑香「がおー」

誠「……つーかさ?」

葉子「どしたの、まこちゃん?」

誠「眠いから寝ようぜ。俺、いーちぬーけた。寝るっ」ガバッ


 ↓1 意識を改める夜になりました…

 偶数 かーくんの熱意が+1されました
 奇数 尚、寝ようとしてもすぐに妨害されてなかなか寝られない男子部屋だった模様



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