過去ログ - 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の十】
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593: ◆WavyZHXNoU[saga]
2016/10/11(火) 12:17:05.13 ID:Kdt0WRLG0

 〜シスターセーラに聞いてみて!〜

聖羅「本日の迷える羊さんは、湯郷シャーディさんです。アイドルとしての活動期間も残り少なくなり、アイドルとして走り続けてきたデビューから今日までのことを振り返りながら懺悔をするそうです」

聖羅「それでは、よろしくお願いいたしますね」

シャーディ「はい」キリッ

シャーディ「まず、このことから告白しなければなりません…。わたしは、ひとりのアイドルである以前に…………誰にも負けない、アイドルオタクです」

シャーディ「こうやってお仕事の時はいかにもマジメで明るく、人気者を演じていますが……本性をさらけ出すのであれば…」


シャーディ「聖羅の番組に出れちゃったよぉぉ〜! もうこぉぉおおおおーんなマジメ腐った感じにならなくてもいいとかって思うとちょぉぉ〜っとタガが外れまくりそうだよねー!!」

シャーディ「ふひひふふふふふふえへへへへふぇふぇふぇふぉふぉふぉけけけけけけけけけけけぇえええっ!!」ウゾモゾウゾウゾ


シャーディ「――みたいになるんです」

聖羅「す…すごい、変わりようなんですねぇ〜」

シャーディ「まだちょっとカメラあるし…押さえているかなあって気もするけど…事務所のみんなには、これの350%増しで、いつもセクハラ紛いのやらかしオタク行為を働いていることを、謝罪します」


シャーディ「いただいてるお給料の75パーセントはアイドルグッズ収集やお忍びコンサートに費やして、常に古今東西のアイドルの同行に目を光らせて、そのグッズだけで2トントラック5台分を埋め尽くせそうな感じです」

シャーディ「何かもう目の前にアイドルがいるっていうだけで興奮して我を見失いかけて、どんな劇物が入ったお料理でもそれがそのアイドルの作ったものなんだと思えば恍惚として食べられるし、仮に殴られて蹴られて…そういう仕打ちを受けたとしてもそれがそのアイドルに刻みつけられた痛みなんだと思えば全て快感に変わってしまう性癖も持っています」

シャーディ「将来的にはアイドルとしてのキャリアを活かして、より親密に大勢のアイドルと関わるようなことをして、自分専用のアイドルハーレムを築き上げるのが夢です」

シャーディ「ファンの皆さんに、このことを隠していたことを…謝罪します」


聖羅「け…けれど…シャーディさんは、とってもステキなアイドルで居続けましたし…ファン目線、ちょっとおかしいかも知れないなあと思うこともありましたけど、そういうところもシャーディさんだと分かっていましたよ」

シャーディ「せーいらぁ〜…」ウルウル

聖羅「確かに事務所の皆さんは…ラジオなんかでもシャーディさんのことを尋ねられてしまうと、プライベートが少々、公表できないということで困って濁したり、ややズレた回答をせざるをえなかったりもしたようですけれど、皆さん、シャーディさんがずっと目標でもあったはずです」

聖羅「それに…どんなに酷いドルオタさんであっても、シャーディさんはわたしの大好きな、憧れのアイドルです」

シャーディ「ぐっ…ぐおおおおおっ…じょ、浄化されるぅぅ〜!?」バタバタ


聖羅「実はわたし…昔、交通事故に巻き込まれた形で、大怪我をしてしまったことがありまして」

シャーディ「うんうん、うんうんうん…! 過去の聖羅…ぐふひひひふふふふふふほぉぉっほほほほほう…」ジュルリ

聖羅「現場はパニックで、救助の方もなかなか手が回らなくて…気づいてもらえなかったんです。そんな時、ある女性が…わたしを助けてくれたんです」

聖羅「周りは火災も起きていて危険な状況なのに…車の下敷きになるような形になっていたわたしを一生懸命に引きずり出してくださって、名前も告げずにわたしを救急隊員の方に引き渡して…」

シャーディ「んっ…?」

聖羅「もう少し遅れていたら、どうなっていたかも分かりませんでした。…怪我の後遺症で、リハビリも必要になってしまったんですけれどね…」

聖羅「リハビリが大変で、何度も諦めかけたんですけれど…ふと点けたテレビに、助けてくださった人が出ていたんです」

聖羅「見ているだけでこっちまで楽しくなってしまうような、伝播するステキな笑顔を携えていました。歌も歌っていて…とってもステキな、アイドルでした」

聖羅「だからわたし…その人みたいになりたくって…最後までリハビリを続ける原動力になってくれた…彼女に憧れて、アイドルになろうって思ったんです」


シャーディ「……そ、それは…まさかっ……」

聖羅「はい、シャーディさんですよ」ニッコリ

シャーディ「!!? う、運命…これは運命なの…? 運命に違いない…!! 聖羅っ!」ガシッ

聖羅「シャーディさん…!」

シャーディ「結婚しよう」

聖羅「は、はい〜…照れてしまいますね…」

シャーディ「ああああーんっ、そこは皆みたいにふざけるな寄るな近づくなでいいのにぃー!! 聖羅ぁ、聖羅ぁぁ〜…ほんっとにもう、聖羅様ぁぁ〜…」←号泣


聖羅「あ、あらあら…シャーディさん、まだアイドルなんですから…そんなお顔はなされないでください」ナデナデ

シャーディ「女神やでぇほんま…」

聖羅「例え引退されても、わたしの中ではずっとずっと…シャーディさんは、わたしのアイドルなんですからね」ニッコリ


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