過去ログ - 【君の名は。】「君の名を。」【夢と知りせば(仮)】
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11:名無しNIPPER[saga]
2016/10/07(金) 21:40:49.52 ID:lQVBXINYo
涙が止まったことを確認して、私は玄関を開ける。

飛び込んできたのは東京の風景。三年間、見続けてきた物だ。

今まで見てきたというのとは違う見たことのある風景をどこで見たことがあるのか、記憶を掘り出す。

こんな風景を見た覚えはない。だけど、覚えている。

妙な感覚に首を傾けながら、私は立花瀧の勤める会社に向かった。

「はー!危ない危ない!」

あと五分と言うところでギリギリ入る途中道を間違えたりオフィスが分からなかったりして遅刻しかけたけど、全力で走ったから間に合った。

(男の子の体ってやっぱ丈夫に出来とるんやね)

宮水三葉の体で走ったときは、全力で走っても直ぐに息切れしてしまうが、この男の体だと随分と長く走ることが出来る。

自分の体では出来ないことが出来て少し嬉しい。

(仕事はデスクワークみたいやね)

立花瀧名前のデスクに座って書類を整理する振りをしながら仕事内容を確認する。

全て宮水三葉の苦手分野だった


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