271: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:17:58.80 ID:J+zDmX7qO
グサッ
272: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:21:13.94 ID:J+zDmX7qO
千歌ちゃんは、「なんで?」といった顔をしていた。
そのお腹には、梨子ちゃんの持っていたナイフ。
今、それを持っているのは……私。
273: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:22:02.46 ID:J+zDmX7qO
曜「もういい、いいんだよ、千歌ちゃん」
千歌「よう、ちゃん……」
曜「ごめんね、私がもっと早くに気づいてあげられたら」
274: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:23:47.72 ID:J+zDmX7qO
曜「昨日の電話、さ」
曜「あのときはまだ、犯人だってことを隠さなきゃいけなかったんだろうけど」
曜「あれは……千歌ちゃんなりのSOSだったんだよね?」
275: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:24:56.86 ID:J+zDmX7qO
千歌「…………あはは」
千歌「やっぱり、かなわないなあ……」
276: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:25:59.37 ID:J+zDmX7qO
――――船べり。
今、この船は海の上だ。
277: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:27:02.62 ID:J+zDmX7qO
梨子「……本当にいいの?」
曜「梨子ちゃんだって」
千歌「…………」
278: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:29:36.80 ID:J+zDmX7qO
梨子「じゃあ」
曜「せー、のっ!」
279: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:30:54.42 ID:J+zDmX7qO
(できれば、やめたくなかったなあ……)
(むこうの世界にいけば、みんなとまた、踊れるのかな……)
280: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:31:58.49 ID:J+zDmX7qO
それは、とっても輝いていて、とっても儚いユメ。
観客いっぱいの大きなドームのステージに9人が立つ、そんなユメ。
一人の少女に続いて、みんなが笑顔で叫んだ。
281: ◆8TImjtGSKs[saga]
2017/01/18(水) 02:33:04.49 ID:J+zDmX7qO
『Aqours〜……サンシャイーン!!』
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