42: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:20:48.75 ID:QHrprikOO
――――数分後。
ダイヤ「おはようございますわ……ふあぁ……」
果南「お、みんな居る。おはよー」
43: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:21:34.28 ID:QHrprikOO
鞠莉「大方、ダイヤに隠れて私と果南で合宿のscheduleを組んだことに激おこプンプン丸。説教が終わったらすぐに寝ちゃった、ってところかな」
ダイヤ「うぐ……」
果南「概ね正解♪」
44: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:22:28.96 ID:QHrprikOO
鞠莉「じゃあ、みんなで部屋に行きましょうか。折角だし、窓から」
千歌「窓から?」
鞠莉「ルビィの部屋の上はマルの部屋でしょう? 上野ベランダからロープを垂らせば下に降りられるようになってるのよ」
45: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:23:32.30 ID:QHrprikOO
――――ルビィの部屋の前。
花丸「ルビィちゃーん。もうみんな起きてるずらよー」 コンコン
…………。
46: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:24:34.99 ID:QHrprikOO
ガチャリ
バアン
ダイヤ「ルビィ、あなたいつまで――――?」
47: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:25:14.31 ID:QHrprikOO
善子「な、な、なな何よこれ!?」
最後に部屋に入り、ドアを閉めた善子。
48: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:26:31.59 ID:QHrprikOO
善子「ドアノブに触って、なんかヌルってしたって思ったら……なんでこんなところに血が付いてるのよ!?」
花丸「まさか……ルビィちゃんに何かあったんじゃ」
49: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:27:31.08 ID:QHrprikOO
ダイヤ「どの道この部屋を出る時に、私たちはそのドアノブに触ることになります。だからルビィはそれを見越して――」
善子「じゃあこの血は何だっていうのよ!? サビみたいな臭いするし、血以外考えられないわよ」
ダイヤ「……どうせ、昨日獲った魚でも使ったんでしょう」
50: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:28:37.41 ID:QHrprikOO
果南「ダイヤ、その辺に……」
ダイヤ「では、ルビィはどこに行ったと言うんですの? クローゼットの中にも暖炉の中にも、ましてベッドの下にもいない。窓もご丁寧に鍵が掛かっている。どう考えてもこの部屋には居ないというのに、一体どこに?」
善子「いい加減にしなさいよ! あんた、自分の妹がそこまで信用ならないわけ?」
51: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:30:06.35 ID:QHrprikOO
――――千歌の部屋。
曜「千歌ちゃんはどう思う?」
千歌「どうって、ルビィちゃんのこと?」
52: ◆8TImjtGSKs[saga]
2016/10/25(火) 02:30:32.46 ID:QHrprikOO
曜「このまま何事もなくルビィちゃんが戻って来てくれればいいんだけど……」
「イヤァァァァァァァァァァァ!!!」
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