過去ログ - 響子「えへへ...♪今度のお仕事、楽しみだなぁ♪」
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◆JBqI9RdT/Q
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2016/10/11(火) 01:54:29.77 ID:akS32gV50
▼前作・関連SS
モバP「肇の地元で泊りがけの仕事」
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モバP「響子と観光地のプロモーションビデオ撮影」
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モバP「美優さんと仁奈と一緒に夕時をのんびりと」
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モバP「夏樹が悩んでいたので相談に乗った結果、休日を二人で過ごすことになった」
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-女子寮・響子とゆかりの部屋-
ゆかり「鳥取の私立大学で開催される、学園祭のお仕事ですよね?」
響子「はいっ♪学園祭でソロライブのお仕事ですっ!」
ゆかり「ふふっ、声が明るく弾んで...響子ちゃんの気持ちがよく伝わります♪」
響子「分かりますか?私の実家の近くの大学で、地元の友達も見に来てくれるそうです」
響子「だから久しぶりに会えるのが、本当に楽しみで...ふふっ♪」
ゆかり「それはまた...いいですね。私も故郷の友人と連絡は取り合っていますけど」
ゆかり「やはり直接会って、お話したいですものね」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 01:55:26.32 ID:akS32gV50
響子「そうですよね。電話やメールだけだと伝わらないことって、結構ありますからね」
響子「話したいことがたくさんあって、どんなことから話をすればいいのか迷ってますっ!」
ゆかり「そうみたいですね...でも、一番の楽しみは別のことではありませんか?」
以下略
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 01:56:57.63 ID:akS32gV50
ゆかり「でも楽しみなのは、変わりありませんよね?隠さなくてもいいじゃありませんか?」
響子「...えへへっ♪はい...楽しみです」
ゆかり「ふふっ、羨ましいです。私はお父さんが上京して、事務所でその話合いをされましたから」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 01:57:48.29 ID:akS32gV50
響子「なるほど...私、Pさんにたくさん手料理を食べてもらって...喜んでほしいってことしか考えてなくて」
響子「ゆかりちゃんみたいな考え、思いつきもしなかった...」
ゆかり「私は...響子ちゃんがしようとしていることが、羨ましいですよ?」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 01:58:40.40 ID:akS32gV50
響子「...ありがとうゆかりちゃん!なんだか自信が湧いてきましたっ!」
響子「よぉーしっ!腕によりをかけて作って、Pさんに食べてもらわなくちゃ♪」
ゆかり「その意気です、響子ちゃん♪あっ、そうです!よかったら使ってほしいものがあります」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 01:59:52.98 ID:akS32gV50
ゆかり「ええ、そうです。可愛いエプロンだったので、Pさんにお願いしていただいてもらいました」
ゆかり「まあ...お仕事のあとは、あまり使う機会はありませんでしたけど...」
響子「あ...そ、それで、どうしてこれを私に?」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:00:42.98 ID:akS32gV50
響子「そ、それにこんなふりふりで可愛いエプロン....私には似合いませんよ?」
ゆかり「そんなことありませんよ?むしろ家庭的な響子ちゃんの方が、良く似合うと思いますよ」
ゆかり「こうして身体に当ててみて...うん♪とっても似合ってますよ♪」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:02:05.29 ID:akS32gV50
ゆかり「どうぞ♪ふふっ、あの時みなさんと一緒に、新婚さんごっこをしたのを思い出しました」
響子「し、新婚さんごっこ!?」
ゆかり「はい。あの時のお仕事で一緒だった、千枝ちゃんに奈緒さん、早苗さんもしましたよ」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:03:20.76 ID:akS32gV50
響子「な、なるほど....そうですよね!Pさん以外に身近な男性がいないから、Pさんが旦那さん役をしたんですね」
ゆかり「もっとも、他にお相手頂ける方がいたとしても...Pさんに意外にお願いするつもりは、最初からありませんでしたけど」
響子「へ?」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:04:17.21 ID:akS32gV50
響子「そ、それなのに...私にエプロンを貸してくれるんですか?」
ゆかり「え?はい...何かおかしい...ですか?」
響子「え...いや...その...なんというか...」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:05:22.53 ID:akS32gV50
響子「は、話は変わりますけどっ、Pさんが私の実家に泊まるって話が出た時は、大変だったらしいですね?」
ゆかり「え?ああ...大変でしたよ。実家が都内や、その近辺にある皆さんが不満をおっしゃられまして...」
ゆかり「どうにかして、ちひろさんがその場を治めたんですよ」
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◆JBqI9RdT/Q
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2016/10/11(火) 02:05:56.17 ID:akS32gV50
響子「ああ...まあ、今はそれで妥協...そういう感じですか」
ゆかり「そうですね。皆さんとりあえずは...という空気を漂わせてました」
響子「肇ちゃんや私みたいに、Pさんに実家に泊まってもらう人が増えだしたら...」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:06:46.38 ID:akS32gV50
仕事当日 -舞台袖-
P「もう少しで始まるよ。準備はいいかい、響子?」
響子「バッチリです!!...と言いたいんですけど...」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:07:36.23 ID:akS32gV50
P「ああ!そうだね!それじゃあ、行こうか?」
響子「はいっ!いってきま...あっ!」
P「ん?どうかしたのかい?」
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◆JBqI9RdT/Q
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2016/10/11(火) 02:08:48.07 ID:akS32gV50
響子「いえっ、なんでもないです!行ってきますね、Pさん!」
響子「今日は私のライブを見に来てくれ、本当にありがとうございます!」
響子「五十嵐響子、鳥取に帰ってきましたっ!!」
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:10:33.88 ID:akS32gV50
-響子の実家・響子の部屋-
響子『Pさん、起きてますか?』
P『起きているよ。どうかしたかい?』
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◆JBqI9RdT/Q
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2016/10/11(火) 02:12:08.66 ID:akS32gV50
響子『それで瞼を閉じるとあのとき熱気を思い出して、興奮して目が冴えちゃいましたっ』
P『ああ、すごい歓声だったよね。予想以上のファンが集まってくれたから、俺や大学の執行委員の人も驚いたよ』
P『俺が思っていた以上に、響子の日々の努力が実を結んでいることを実感させられたよ』
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◆JBqI9RdT/Q
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2016/10/11(火) 02:12:59.67 ID:akS32gV50
P『はははっ♪ご両親に響子がアイドルを続けること、認めてもらえてよかった』
P『お父さんの表情がこわばってたからさ、正直簡単には認めてもらえると思わなかった』
響子『私もです...でもアイドルを続けたいってお願いしたら、あっさり了承してくれて...』
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◆JBqI9RdT/Q
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2016/10/11(火) 02:14:04.88 ID:akS32gV50
響子『心配...そうですよね。東京に戻ったら、もっと、もっと小まめに連絡をしようと思います』
響子『私が元気だって、もっと一杯連絡を入れたら、少しは安心してくれますよね?』
P『ああ、そうだと思う。”便りがないのは元気な証拠”なんて言ったりするけど』
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:14:59.43 ID:akS32gV50
P『ははっ、構わないよ。眠くなるまでのちょっとしたものだっただろ?』
P『眠たくなったのなら、ここまでにしよう』
響子『はい。付き合ってくれて、ありがとうございました』
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◆JBqI9RdT/Q
[saga]
2016/10/11(火) 02:16:17.40 ID:akS32gV50
P『ん?どうしたんだい?』
響子『いえ、こうして近くにいるのに、SMSで二人だけのチャットをしていると...まるで...』
P『まるで?』
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