過去ログ - エリカ「入れ替わってる……!?」 みほ「貴女の名は」
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728:名無しNIPPER[saga]
2017/03/07(火) 04:21:54.19 ID:rtyIBDIMo

マッターーー!!

しほ「!?」

観客「あれは……」

まほ「黒森峰戦車道チーム、西住まほ」

小梅「同じく、赤星小梅!」

まほ「逸見エリカの助命の単願に参りました」

しほ「……」

まほ「本当は分かっていらっしゃるのでしょう?」

まほ「エリカが、誰よりも――」

まほ「下手をすれば、すでに指導の立場にいるような西住流の者よりも、西住流を体現しようとしていることを」

まほ「そして、彼女の力が、黒森峰の捲土重来には必要であるということを」

しほ「……」

しほ「物事には、責任が生じるものよ」

しほ「そして、それは誰かが取らねばならない」

しほ「……副隊長を失うのが痛手だからと、隊長を失うような愚行を犯させるつもりはないわ」

まほ「……そうでしょうね」

まほ「誰かが責任を取らねばならない」

まほ「とはいえ、私が責任を取るわけにもいかないでしょう」

まほ「かといって、誰かに責任を取れと言うことは、出来ませんでした」

まほ「だから、到着が遅れました」

小梅「……私でよければ、いつでも身代わりになります」

小梅「元より、最初に黒森峰に泥を塗ったのは私ですから」

小梅「それと――」

逸見車装填手「逸見さん!」

逸見車通信手「こうなったのは、私達のせいだもの……」

逸見車砲手「貴女一人に責任をおっかぶせるわけにはいかないわよね!」

逸見車操縦手「責任なら、私達が」

エリカ「貴女達……」

まほ「それに、これには已むを得ない事情があります」

まほ「本来なら、隠したかったかもしれないが――全員揃って戦うためだ」

まほ「……話してしまってもいいか?」

エリカ「……」

エリカ「はい」

まほ「……すまないな」

しほ「……その事情とやらを、一応、聞いてあげましょう」

まほ「ありがとうございます」

まほ「聞いて下さい。エリカの、病気についてを――」


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