14:名無しNIPPER
2016/10/11(火) 20:16:55.05 ID:Da+92Ko8O
真姫「凛、やめなさい。この人はこの椅子に座る権利があるみたいだから」
男「なんだ、連れの赤毛はわかってるじゃねぇか」
凛「真姫ちゃん?」
15:名無しNIPPER[sage]
2016/10/12(水) 21:16:50.60 ID:RQsRq/KbO
はよ
16:名無しNIPPER
2016/10/13(木) 21:29:54.01 ID:xkueGwMwO
真姫「いいえ、凛。残念だけどこの人は本当に病気よ?」
凛「ねえ、真姫ちゃん?本当にどうしちゃったの?」
真姫「凛?私はこう見えても将来は西木野総合病院を背負って行くのよ?」
17:名無しNIPPER
2016/10/13(木) 21:37:44.79 ID:xkueGwMwO
男「黙って聞いてりゃ、この」
真姫「黙ってなかったでしょ?もしかして、記憶力も低下してるのかしら?」
男「このっ」ダッ
18:名無しNIPPER
2016/10/13(木) 21:43:44.77 ID:xkueGwMwO
真姫「そうでよね?じゃあ、それを踏まえてもう一度言いますね?立ってるのが辛そうなお年寄りがいるので席を替わって差し上げてください」
男「ち、ちぃ。ばあさん、座れよ」
おばあさん「ありがとうね」
19:名無しNIPPER
2016/10/13(木) 21:59:53.01 ID:xkueGwMwO
ある日の午後
凛「ふう、やっと掃除終わったにゃ」
真姫「たかだか15分でしょ?」
20:名無しNIPPER
2016/10/13(木) 22:04:43.07 ID:xkueGwMwO
〜部室〜
ガラガラ
真姫「あら?」
21:名無しNIPPER
2016/10/13(木) 22:17:00.62 ID:xkueGwMwO
花陽「…」
真姫「私には言えない事なの?」
花陽「ううん」
22:名無しNIPPER
2016/10/13(木) 23:00:11.75 ID:xkueGwMwO
真姫「ねえ、花陽?私にとって二人は悩むほど大切な存在になってるの。あなた達と一緒に居て一喜一憂する様になってしまったの。あなた達が居ないとダメだって…ワガママになってしまったの」
花陽「…真姫ちゃん」
真姫「ねえ?悩んでいるなら私に言ってよ。困っているなら私を頼ってよ。迷惑を掛けてくれてもいいわ。くだらない事ならちゃんと怒るし、花陽が悲しむなら私がその涙を拭ってあげる。花陽が笑うなら一緒に笑っていたいし…花陽が道を間違えたら叱ってあげるし私の事も叱って欲しい」
23:名無しNIPPER
2016/10/13(木) 23:05:40.07 ID:xkueGwMwO
花陽「…ふ、ふふふ」
真姫「な、何で笑うのよ?」
花陽「アハハハハ」
24:名無しNIPPER
2016/10/13(木) 23:18:24.06 ID:xkueGwMwO
真姫「でも、私って本当にバカね」
花陽「え?」
真姫「きっと、皆と出会わなかったら一生こんな恥ずかしい事経験しなかったわね。悩んで、嫉妬して、勘違いして、暴走して」
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