過去ログ - 提督「墓場島鎮守府？」 -SS速報VIP

過去ログ - 提督「墓場島鎮守府？」

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112: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/11/27(日) 23:38:23.66 ID:ORuuyoXHo
　＊　執務室　＊

提督「任務が遂行できなくなった？」

大淀「はい……私は、大本営の指針に疑問を持ってしまったんです」

以下略

113: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/11/27(日) 23:40:19.64 ID:ORuuyoXHo
大淀「建造を繰り返し行うのは理解できます。建造技術の習熟度と練度の向上、及び、鎮守府の戦力の増強。重要ですよね」

大淀「では、解体は？　解体技術を高めるため？　それはいつ役に立つんでしょう？　戦時中である今、その技術は必要でしょうか？」

大淀「任務の名目上は軍縮条約、としていますが、それが毎日発生します。それがわかっていながら、毎日建造を行う理由は？」

以下略

114: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/11/27(日) 23:41:32.68 ID:ORuuyoXHo
提督「ただの逆恨みだよ。俺は人間が嫌いだ、だから人間の平和なんかどうでもいい」

大淀「で、ではなぜあなたは海軍に……」

提督「妖精と話ができるからだ。それで海軍で働いて欲しいと言われて素直に入ったら、あの糞少佐に勝手に敵視されて島流し食らってこのざまだ」

以下略

115: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/11/27(日) 23:43:35.12 ID:ORuuyoXHo
朧「そ、そんなこと、あるわけないですよ！　本当ならこの二人や、漣とかから選ぶはずじゃ！？」

提督「そんなルール知らねえよ。この島に飛ばされてから三か月、俺はここで妖精たちと轟沈した艦娘を埋葬しながら無人島生活してただけだぞ」

提督「本営も中将も俺のことは少佐に丸投げだ。その少佐のせいで生きてる艦娘は一人も送られてこねえ」

以下略

116: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/11/27(日) 23:46:00.09 ID:ORuuyoXHo
提督「話はそれたが、大淀、お前が疑問持ってるような任務は放っとけ。その辺の判断はお前らに任せる。つうか、お前の好きにしろ」

大淀「は、はぁ……」

提督「でだ、神通」

以下略

117: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/11/27(日) 23:47:06.48 ID:ORuuyoXHo
大淀「はい、もとよりこの鎮守府のために働くつもりです。これからよろしくお願いいたします」ﾍﾟｺﾘ

提督「ああ、こちらこそだ」

不知火「……」

以下略

118: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/11/27(日) 23:48:46.02 ID:ORuuyoXHo
今回はここまで。

119:名無しNIPPER[sage]
2016/11/28(月) 10:59:38.13 ID:/XqALTlZo
乙ん

120: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/12/03(土) 22:30:30.97 ID:Z76eCzKEo
続きです。

今回は神通さん編。

121: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/12/03(土) 22:32:12.35 ID:Z76eCzKEo
　＊　夜　執務室　＊

提督「……」

扉　＜ｺﾝｺﾝ

以下略

122: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2016/12/03(土) 22:33:21.31 ID:Z76eCzKEo
提督「それに、夕方の定時連絡、聞いたろ？」

神通「はい、聞かせていただきました。最近少佐は鎮守府を留守にしていると」

提督「ああ、だから攻めようがねえ。おかげで今は赤城が全部泥をかぶってる」

以下略

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