7: ◆CfShMv7DuQ[sage]
2016/10/13(木) 00:36:03.48 ID:tOco4t+c0
その顔を見た俺は慌てて
P「すまんすまん。別に悪い意味で言ったわけじゃないんだ。ただなんというか・・・とにかく、俺はほたるを見てると笑顔になれるんだ。」
と、付け足すと今度は不思議そうに、そして少し嬉しそうに
ほたる「笑顔にですか・・・?こんな私でも誰かを、プロデューサーさんを笑顔にすることができるならそれは少し嬉しいです。」
P「ああ。・・・俺だけじゃない、今は少ないがファンの皆だってお前を見て笑顔になってくれている。ほたる、お前は皆を笑顔にする為にアイドルをやっているんだろ?」
ほたる「はい。・・・こんな不幸な私でも誰かを、昔の私みたいな人を笑顔にすることができたらって・・・。」
P「その夢は叶うぞ。いや、俺が必ず叶えてやる。」
ほたる「プロデューサーさん・・・。」
P「靴紐が切れるなら何足も靴を用意しておいてやる。社用車だって何台も抑えておく。渋滞なんて予め早めに事務所を出れば良いだけだ。他にどんなトラブルが起きても俺に任せておけ。」
「・・・お前は間違いなくトップアイドルになれる。俺はそう信じている。その為にも約束だ、俺がお前をどんな不幸からも守ってみせる。だから何の心配もするな。」
ほたる「・・・はい!ありがとうございます。私もプロデューサーさんを信じてます・・・!」
俺の言葉にそう言って笑ったほたるの笑顔は今までで一番輝いていて、今でも脳裏から離れることはない。
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