9: ◆CfShMv7DuQ[sage]
2016/10/13(木) 00:38:14.62 ID:tOco4t+c0
異変が起き始めたのはその後すぐのことだった。
始まりは何時もの様に俺のデスクの近くで二人で談笑している時。突然後ろの書庫の扉が開き大量の分厚く、厚いファイルや本がほたるに向かって降り注いだ。
P「ほたる!」
咄嗟にほたるの上に覆いかぶさるようにして事なきを得たと思ったのも束の間、頭に鈍い痛みと赤く染まる視界、その中でもハッキリと分かる青ざめたほたるの表情で俺は自分の置かれている状況を理解した。
ほたる「わ、私、救急箱取ってきます!」
ほたるの迅速な行動もあって幸い大きな怪我には至らず済んだ。が、ここからほたるに降りかかる不幸はガラッと性質を変えた。と言うより俺自身に不幸が訪れるようになったのだ。
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