過去ログ - 智絵里「マーキング」 -SS速報VIP

過去ログ - 智絵里「マーキング」

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11:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 06:09:49.58 ID:82uMNdKQ0
数日後の夕暮れ時、ちひろは事務所で一人、業務に没頭していた。事務所には他に人はおらず、同僚とも言えるプロデューサー達は全員が外回りにいっている。

「はぁ……こうして一人で仕事をしてるのも退屈よね……」

以下略

12:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 07:15:04.06 ID:82uMNdKQ0
そんな事を口にしていると、不意に事務所の扉がゆっくりと開かれた。営業に出掛けていたプロデューサーの誰かが帰ってきたのかと、ちひろは扉の方に向けて視線を移す。

「お、お疲れ様です……」

以下略

13:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 07:45:32.22 ID:82uMNdKQ0
「何か用事でもあったの？」

そんな姿を見てしまったせいか、良心の呵責に耐え切れなくなったちひろは助け舟を出そうと、そう声を掛ける。

以下略

14:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 11:24:44.82 ID:82uMNdKQ0
智絵里が帰った後、ちひろは渡されたお守りを見つめていた。見れば見る程中々に手の込んだ作りで、高い完成度を誇っていた。

「しかしお守りだなんて……それも手作り。プロデューサーさん、相当智絵里ちゃんに慕われてるのね」

以下略

15:名無しNIPPER[sage]
2016/10/16(日) 11:55:27.36 ID:8SaOHjVEO
どう考えても不穏な空気しか感じられないんですがこれは…

16:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 12:53:34.08 ID:82uMNdKQ0
「そういえば、このお守り……中に何か入っているみたいだけれど……」

お守りに触れてみると、何かが入っている感触がする。お守りなのだから護符等が入っていて当然なのだが……

以下略

17:名無しNIPPER[sage]
2016/10/16(日) 12:55:39.30 ID:JrZernN6o
あっ（察し）

18:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 13:07:39.90 ID:82uMNdKQ0
「さて……中身は何かな……」

ちひろはお守りの封を綺麗に解いていき、その中を開く。

以下略

19:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 13:24:03.65 ID:82uMNdKQ0
「さて、他には……」

ちひろはラミネートされた四葉のクローバーを机に置き、また中身を探っていく。そして、次に取り出したのは白い布だった。

以下略

20:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 13:32:43.58 ID:82uMNdKQ0
「まだこの中にも何かが……」

それを確認しようとテープをはがしに掛かるちひろ。しかし、どうにも嫌な予感がしてならないと、自分の第六感が警鐘を鳴らしている。

以下略

21:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 13:33:43.38 ID:82uMNdKQ0

以下略

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