6:名無しNIPPER
2016/10/15(土) 22:54:02.57 ID:FFeb3GniO
穂乃果「…あっ、あの制服…うちの制服だよね?」
花陽「橋の上から下を覗いてどうしたんだろう?」
穂乃果「…まさか」
7:名無しNIPPER
2016/10/15(土) 22:57:22.53 ID:FFeb3GniO
〜
女子「それで?私が自殺しそうに見えたと?」
穂乃果「…はい。お騒がせしました」
8:名無しNIPPER
2016/10/15(土) 23:04:43.84 ID:FFeb3GniO
女子「普通、初対面の相手にそんな事は聞かないよ?聞かれたくない人だっているかもしれないし中には怒る人だっているかも知れないよ?」
穂乃果「そ、そうですよね…軽率ですよね?すいません」
花陽「あっ…え、えっと」
9:名無しNIPPER
2016/10/15(土) 23:15:58.75 ID:FFeb3GniO
女子「近所の少年野球でね。ピッチャーだったんだ。幼なじみの子ともポジション争いでよく競いあったんだよね」
花陽「…はい」
女子「中学に入っても野球は続けたくて野球部に入部したの。でもさ、学年が続くにつれて幼なじみとも他の男子部員とも差が開いていくんだよね」
10:名無しNIPPER
2016/10/15(土) 23:34:54.63 ID:FFeb3GniO
女子「小学校の頃ポジション争いした幼なじみの試合を見に行ったの。愕然としたわ。私とは違う…遠い存在になっちゃったんだなって。それでも、甲子園じゃ一回戦でボロ負け。上には上がいるんだなって言ってたよ。もう、野球は辞めるって」
花陽「…そんな」
女子「ずっと憧れてた甲子園に、私がどんなに頑張っても行けなかった甲子園に行ったくせに諦めるんだって…」
11:名無しNIPPER
2016/10/15(土) 23:43:52.77 ID:FFeb3GniO
女子「そんな事はない?地区予選も勝ち上がれなくて男と女差を見せつけられて憧れにもてが届かなくて…」
花陽「私は…私は小さな頃からアイドルが好きでした」
穂乃果「花陽ちゃん?」
12:名無しNIPPER
2016/10/16(日) 00:05:29.29 ID:m6pSeZVQO
花陽「私の親友が言ってくれたんです。ずっと憧れていたんでしょ?ならやるべきだって」
穂乃果「…花陽ちゃん」
花陽「もし、あの時に親友が背中を押してくれなかったら向いてないと最初から努力する事もなく憧れているだけだったと思います」
13:名無しNIPPER
2016/10/16(日) 00:10:49.91 ID:m6pSeZVQO
女子「決めた!」
花陽「え?」
女子「やっぱり、大学に行っても野球やろ!」
14:名無しNIPPER
2016/10/16(日) 00:21:29.12 ID:m6pSeZVQO
女子「ありがとう!あなた達に相談して良かったわ」
穂乃果「いえ…私は何も…お礼は花陽ちゃんに」
女子「あなたがμ'sを作ったんでしょ、生徒会長さん?」
15:名無しNIPPER
2016/10/16(日) 00:41:11.03 ID:m6pSeZVQO
とある日の休日
ピンポーン
花陽「はーい」
16:名無しNIPPER
2016/10/16(日) 00:45:19.61 ID:m6pSeZVQO
1時間後
花陽「でね、このアイドルの凄い所はね」
希「このDVDこないだにこっちの家で見たやつやん」
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