過去ログ - 国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
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222: ◆cJ/Se2MNFnrs[saga]
2016/12/24(土) 18:46:27.67 ID:/W7upgafO

軍師「…実は、王国軍本体全滅の報せを受けて、狩人に港町へ向かってもらっていました」

軍師「港町陥落の戦いを話に聞きましたが…状況から考えて、あの氷の四天王は」

軍師「空間移動魔法が使えます」

騎士「まさか…それは」

盗賊「そーゆーことかい」

軍師「ええ」

盗賊「ちぇ…そりゃ、こっちの専売特許だと思ってたのによ」

軍師(――…そう。こちらの切り札は盟主様の能力。″翼の力″)

軍師(自分を含めた数人であれば、魔法の翼で包み込み、任意の場所へ転移することができる)

軍師(どんな魔術師にも真似できないとされた奇跡の術…空間移動。日に幾度も使えないという制限はあるものの、その業は何度も翼の団に勝利をもたらしてきた)

軍師(これがある限り、圧倒的有利はこちらにあると思っていた…が。それと同等の魔法を使える者が、敵にいたすれば)

軍師(話は、簡単ではなくなる)

軍師「こちらが魔王への奇襲に成功したとしても…この状況では氷の四天王が魔王の元へ即座に転移してみせるでしょう」

吸血鬼「そうなれば、わたくしたち精鋭部隊は、魔王と四天王の二人を相手にしなければならない…というわけですの?」

斧使い「…」

軍師「魔女たちで抑えが効かぬ以上は…。今無闇に動いてもその危険は多いにあります」

盗賊「結果、魔王を倒し損ねれば、俺らの負けってか」

軍師「ええ…」




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