過去ログ - 国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
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27: ◆cJ/Se2MNFnrs[saga]
2016/10/15(土) 23:21:00.10 ID:nKJyKFFuO

魔法使い「…せめて、一矢報いよう、と?」

商人「あのヘタレ国王には、もう期待しちゃいないのさ。勇者なんて、胡散臭いシロモノにも」

商人「あたしは、あたしのやりたいようにやるんだよ。最後の時まで 」

魔法使い「…ふふふ」

魔法使い「実に貴女らしいですね。面白い」

商人「地獄に落ちるならそれでもいいさ。女神なんてモノがこの世にいるんだとしたら、好きにするといい」

魔法使い「そうは言いますが、さっきは随分と優しかったじゃないですか?」

魔法使い「あの盲目の男…連れていったのは魔導砲のコアの警備でしょう」

商人「…」

魔法使い「あんな人間に短剣ひとつ持たせて、あそこへ警備につかせるなんて…あれは貴女なりの救済ではないんですか?」

魔法使い「魔導砲…この港町の切り札。もし、あれのコアまで攻め込まれるなんて事が起これば」

魔法使い「それ即ち、その時がこの町の滅びる時、ですからね。言うなれば、港町の一番最後の場所でしょう」

魔法使い「随分と豪華な特等席じゃありませんか」

商人「ちっ、あんたは本当に鬱陶しい男だね」

商人「そんな事ばかり言うためにわざわざ顔を出したのかい」




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