過去ログ - 国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
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376: ◆cJ/Se2MNFnrs[ssaga]
2017/02/04(土) 10:43:59.62 ID:FqK2YHoGO

女勇者「…うん、良い香りの茶だな」

兄「ええ、少し前に王城に立ち寄った北国の商人から手にいれたものです」

戦士「………」ズズ…

兄「こら。音を立てるなよ、女勇者様の前で恥ずかしいだろう」

戦士「…兄上は、作法にうるさすぎるのだ。まるで王族の貴婦人がごとき振る舞いではないか」

女勇者「ハハハ! 確かにな。しかしまあ、国家の大将軍の子息ともなれば、そういう必要も出てくるか」

兄「ええ。我々とて戦ばかりしている訳にもいきません。時には、婦人方のお相手を勤めるのも重要な役目」

兄「なのに、お前と来たら。いつもいつもそういう場は面倒だと私に押しつけて…」

戦士「俺は戦士だ。戦いに身を置くものゆえ、そのような茶会とは無縁」

女勇者「相変わらず、弟の方は父親似だな」

兄「我が一家は武骨ものばかりで困ったものです」

女勇者「おいおい、お父上に聞かれたらまずいんじゃないのか?」

兄「え、ええ。そうですね。失言でした。どうか内密にお願いします」

女勇者「ハハ。その歳になっても父は怖いか」




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