過去ログ - 国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
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478: ◆cJ/Se2MNFnrs[saga]
2017/02/11(土) 19:42:22.74 ID:bC6YCU4IO

兄「国王陛下が進める改革は、確かに素晴らしいものだと思います。ですが…それだけではこの国を守れると思えません。しかし、教会にもまた、義がありません」

兄「力は必要です。力を持った上で、それを御した時にこそ、平和が保てると思っております」

女王「…陛下では力に乏しい。が、教会が力を握ってもそれを御するだけだの能力がない」

女王「そういう事か」

兄「はい…」

女王「…もしかすれば今まではそなたの父が、王国の圧倒的な力そのものとして、自らを押さえつけていたのかもしれぬな」

兄「…女王陛下は、本当に父上を逆賊とは思っていらっしゃらないのですね」

女王「思っておらぬよ。あやつは忠実な家臣であった。それ故に、陛下に勇み進言することもままあったが」

兄「ではやはり、あの日のことは…」

女王「確かなことは分かっておらぬ。鍵を握っている人物が行方を眩ませておってな。だが、そなたも読んでいた通り、恐らく女神教会が絡んでいるのだろう」

兄(女神教会の策略…。権威だけでは飽きたらず、権力までも握ろうと言うのか)

女王「分かっていながら、状況を覆すことが出来なかった。許せとは言わぬ」

兄「…そのような言葉を、女王陛下自らかけてくださることが…」

兄「慰みに、なっております」




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