過去ログ - 国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
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547: ◆cJ/Se2MNFnrs[saga]
2017/02/18(土) 17:13:59.54 ID:ewZuS7NzO

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ギィ…バタン

国王「…ふう」

戦士「議会、お疲れ様でした」

国王「…そう思ってんなら茶の一杯でも入れておけっつーの」

戦士「私は軍人なので、そのような能力はありません」

国王「けっ、使えねーわ、マジで」

戦士「…陛下」ハァ

戦士「議院の者たちに、あのように好き勝手を言わせておいて良いのですか」

国王「なんだ? お前見てたの?」

戦士「陛下の手腕があれば、彼らを黙らせることは容易なはずです」

国王「ひょえー、軍人のくせにいっちょまえに語るのー、お前」

国王「………。黙らせて、押さえつけることこそ簡単だ」

戦士「…」

国王「しかし、それでは分かり合えない。そして、彼らから考える機会を奪ってしまう」

戦士「考える、機会?」

国王「我が兄上は、確かに政権のカリスマだった。だが、それ故に国内はイエスマンだらけになってしまったものよ」

国王「国は、みんなで作らねばならん。国王のワンマンでやっていくやり方は、いずれ頭打ちになる」

国王「ゆくゆくは、余に権力が残されなくとも良いと思っておる」




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