過去ログ - 国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
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550: ◆cJ/Se2MNFnrs[saga]
2017/02/18(土) 17:18:39.50 ID:ewZuS7NzO



僧侶「――私に案内が出来るのはこんな所かしら」

忍「…感謝致す」

僧侶「いえ。しばらくはこの部屋で休みましょう。ここは、研究員も見張りの聖騎士も訪れない場所だから」

兄「助かります。あまりにも、非現実的な技術の数々に…今までの価値観が揺らいでしまうほどだ」

僧侶「そうね。私も、知れば知るほど、本当に現実のことなのか疑いたくなるくらいだったわ。もしかしたら、幻術にでもかけられてるんじゃないかって」

僧侶「…人間の限界値を越えた魔力を有する人造人間たち。そして、その者たちが中心となって作り上げた、強力な破壊力を生み出す、物質の融合による爆発」

僧侶「目に出来た文献だけでも、空間転移を可能にする翼や、中には時を遡る技の研究まで存在する」

忍「教会は、どうやってここまでの成果を手に入れたのだろうか」

僧侶「…元々教皇様は、古代文明の遺産の研究に熱心な方だったわ」

兄「古代文明…? 遥か昔、人や魔族が生まれる前に栄えていたとされる、あれですか?」

僧侶「ええ。そこには大いなる秘密があるに違いないと、考えていたみたい。でも、あくまで最初はこんなに規模の大きなものではなかった」

僧侶「それが、何がきっかけとなったのか…ある時から、莫大な資金を注ぎ込んで研究が行われるようになったみたいなの」

僧侶「丁度、私が教会に来てすぐ…十五年前、女勇者さんが魔王を倒した時あたりからね」




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