過去ログ - 国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
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846: ◆cJ/Se2MNFnrs[saga]
2017/07/08(土) 13:42:05.45 ID:gszU3hoJ0

魔王「あ、ちょうちょだ! じい、ちょうちょだよー!」パタパタ

木竜「ほっほっ。捕まえられますかな」

魔王「それ! あ、にげられちゃった…」

木竜「姫様。あそこにもいますぞい」

魔王「あ、ほんとだぁ〜!」キャッキャッ

木竜「ほっほっほっ…」



赤毛《わ、わあ。あれが、魔王さん!?》

魔王《そうみたいね。まだ小さい頃の私》

赤毛《かっ、可愛いぃいっ!》

魔王《ふふ。暫くは木竜や氏族のみんなが面倒を見てくれた》

魔王《先代魔王のお父様が、女勇者に倒されて…魔界は人間の手を逃れるための動きと、次期魔王を巡る争いとで、泥沼化していたはず》

魔王《そしてその動きの中で、私の命は常に狙われていた。先代の血を引く娘なんて、玉座を狙う者にとってはこの上なく邪魔な存在だった》


鳳凰「ここに居たのかえ。木竜」

木竜「…何の用じゃ」

鳳凰「随分邪険にするではないか。これでも四天王として席を同じくしていたものであろう?」

木竜「かつての、じゃろう。今のお前さんは――」

木竜「魔王候補の第一有力者じゃ」




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