過去ログ - 国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
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862: ◆cJ/Se2MNFnrs[saga]
2017/07/08(土) 17:11:58.04 ID:gszU3hoJ0

――氷姫「…」

――氷姫「…ごめん」

――魔王「………炎獣」

――魔王「自分が死んでしまっても構わなかった…なんて言うつもりでいる?」

――炎獣「…」ギュッ



魔王《ふふ。炎獣って、結構ちゃんと自分のことを…何て言うか、分析してるよね》

炎獣《そうか?》

魔王《うん。自分の気持ちと向き合って、整理しようとしている》

炎獣《そ、そうかなぁ…って》

炎獣《魔王!? いつの間に隣に!?》

魔王《今、気づいたの?》クス

三つ編《そう言うところは鈍感なんだね》

炎獣《いや、何でお前こんな所に…! つか、この子誰!? 人間じゃん!》

炎獣《そもそも、ここは何処だぁ!?》

三つ編《お兄さん、うるさいよ》

炎獣《お、お兄さんて…お前な…》

魔王《私が思い出した炎獣の記憶。そうして掘り出された私が今炎獣を想う気持ち。炎獣自身が思い出した遠い過去、近い過去》

魔王《そういうものが、炎獣の曖昧だった自意識を、ハッキリとしたものに変えたのね》

炎獣《つ、つまり》

炎獣《どーいうことだってばよ》

魔王《考えて分からない時は?》

炎獣《え? あ!》

炎獣《身体を動かすっ!》

魔王《ふふ。そう。もう少し、炎獣の記憶を開いてみよう。私と炎獣の記憶!》

炎獣《…よく分からないけど、お前がそう言うなら、そうすっか!》




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