過去ログ - 国王「さあ勇者よ!いざ、旅立t「で、伝令!魔王が攻めてきました!!」
1- 20
927: ◆cJ/Se2MNFnrs[saga]
2017/08/04(金) 19:33:31.96 ID:KuLxHLrA0

魔王「ぜ、ぜ、ぜ…」

水精「ヒュー…ヒュー…」

毒虎「………………」

氷姫「はあ、はあ、はあ」

氷姫(お)

氷姫(終わった…。乗り切っ…た)

氷姫(流石にあたしも、今日はもう動けないわ)

冥王「あらあら、ごゆっくりなさっている暇はなくってよ、子猫さん?」

氷姫「!」

魔王「は、はい…」ヨロ…

氷姫(ば、馬鹿な! ここまでやった後に、まだ何かするって言うの!?)

魔王「あぅ…っ!」グラッ

冥王「まあ、だらしない。これくらいで倒れちまふなんてことじゃ、あたくしが融資した分は少したりとも返せっこなくってよ」

魔王「は………はい」ヨロ…

氷姫(これは…)

氷姫(………近いうちに、あの女死ぬかもしれないわ)

水精「…氷姫」ゼェハァ

氷姫「?」

水精「あんたで、しょうが。師匠の、言ってた邪念って」

氷姫「…な、なんのことよ」

水精「あの時の慌てよう…アタイの目を、誤魔化せると思ってるわけ? 余裕があるからって、ずいぶんな、態度じゃない」

氷姫「う、うっさいわね! だったら何よ!」

水精「あの娘…。ひたむきな、いいコだわさ」

氷姫「…っ」

水精「あんたのせいで、死んだら…それであんたの自尊心は守られるってわけ?」

氷姫「なによっ! あんたが言えた義理なの!? 自尊心の固まりみたいだったあんたが!」

水精「アタイのは…」

水精「もうとっくに、粉々になったわさ…」

氷姫「…!」

水精「今、あるのは…只の………意地………」ムニャムニャ

氷姫「………」

水精「ぐがー…」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/756.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice