114:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 03:37:08.23 ID:UI2cuFxMo
エリカ「………………」
小梅「…………………」
エリカ「…………もう大丈夫よ」
小梅「……はい」スッ
エリカ「………………」
小梅「…………………」
エリカ「その…………か、カッコ悪いところ見せたわね//」
小梅「いえ……」
エリカ「……………」
小梅「………………」
エリカ「あ、あのさ」
小梅「はい」
エリカ「…………だ、抱きしめてくれて…………嬉しかった。その…………ありがとう……///」
小梅「はいっ!」ニコリ
エリカ「……もう私には小梅しかいないのかもしれないわね」ボソッ
小梅「エリカさん?」
エリカ「な、なんでもないわ!そろそろ帰るわよ!」ザッ
小梅「あ、はい」
エリカ「」テクテクテク...
小梅「…………………………」
小梅「…………………………」
小梅「…………………………」
小梅「…………………………」
小梅「………………………ふ」
小梅(やった……!作戦は大成功!)ニヤァァ..
小梅(エリカさんを手に入れるためにしてきたことが……ついに実を結んだ!)
小梅(隊長を転校させるというアイデアをエリカさんの前でそれとなく匂わせ、エリカさんが行動するように仕向け…)
小梅(そしてその裏で、隊長が転校したことにショックを受ける黒森峰の生徒に『エリカさんが隊長の転校を促した』と伝え、黒森峰での立場を危うくさせる)
小梅(もはやエリカさんに残されたのは、みほさんと結ばれるために行動することのみ。それがエリカさんの全て!)
小梅(でもそれも、私の狙い通り失敗に終わった……もはやエリカさんは一人。孤独に震えることしかできない)
小梅(……そんな時!)
小梅(そこに私が現れ、エリカさんを慰め、エリカさんの全てを肯定する。そうすれば傷心のエリカさんの気持ちは私へ傾き、依存心が高まる。私を失うのが怖くて仕方ないほどに……)
小梅(エリカさん……ずっと……ずっとあなたが欲しかった……)
小梅(もう、決して逃がしはしませんよ……ふふ、ふふふふふ……)
【おわり】
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