57:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:14:24.50 ID:UI2cuFxMo
まほ・桃「」タタタッ!
アナウンス『まほ組の大将、西住まほさんが河嶋桃さんを連れて判定エリアに着きました!借り物がお題通りと認められればゴールになります!』
係員「お題を見せてください」
桃「私が答えとなるお題。気になるな……一体何なんだ」
まほ「これだ」サッ
『大洗に必要な人』
桃「!!!」
まほ「………………」
桃「…………に、西住姉……」
係員「あの……理由を聞かせていただけますか?」
まほ「?河嶋さんが大洗に必要なのは見てわかることではないか?」
桃「!!」
まほ「例えば戦車道のチームだ。過激とも捉えられる発言や極端な態度の変化ばかりクローズアップされているが、河嶋さんがいるからこそ大洗の戦車道チームはまとまっている。みなを強引に引っ張り、時には反発されるようなことを言ってチームの反骨心に火をつけてな」
まほ「それは学校全体でも同じだ。河嶋さんが嫌われ役を買って出ているからこそ、会長や副会長が動きやすくなっている。つまり生徒会がきちんと機能し、生徒たちが楽しく学校生活を送れるのは……大洗が大洗でいられるのは……河嶋さんがいるからだ!」ババン!!
桃「!!!!」
係員「………………」
まほ「……私の意見は以上だ。判定は?」
係員「……お題は成立です」
アナウンス『ゴーール!一位はまほ組の西住まほ選手です!』
まほ「よし」ウム
みほ「わあ……」
みほ(さすがお姉ちゃん………でも一位は渡すけど二位は渡さないよ。早くお姉ちゃんを連れて係の人のところに行かないと……)
桃「………………西住姉……いや、西住」
まほ「なんだ?」
桃「……今の言葉、感動した。まさかお前がそこまで私を評価してくれていたとは」
まほ「そうか?普通のことだと思うが」
桃「…………その反応がありがたい。今の言葉が嘘ではないと確信できる」フッ
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