過去ログ - みほ「お姉ちゃんは天然ジゴロ」
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77:名無しNIPPER[saga]
2016/10/16(日) 01:57:54.50 ID:UI2cuFxMo

翌日

【大洗女子学園 中庭】

みほ「ふぅ〜……」

みほ(昨日はあんこうチームのみんなと話せてスッキリしたなぁ)

みほ(おかげで安心して熟睡できたよ)ホッ

麻子「沙織、遅いな」

華「忘れ物か何かでしょうか?」

優花里「……あ!武部殿来ました!」

沙織「あ、みんなー!」タタタ

みほ「沙織さん」

沙織「あのね!みんなに報告があるのー!」

みほ「報告?なに?」

沙織「私ね!まぽりん先輩ファンクラブを設立したんだー♪」

みほ「…………………………」

華「……………………………」

優花里「………………………」

麻子「…………………………」

沙織「ちょっと声かけただけで会員が100人も集まったよー!さすがまぽりん先輩だよー♪」

みほ「…………………………」

華「……………………………」

優花里「………………………」

麻子「…………………………」

沙織「あ!私まぽりん先輩に手作りのお菓子渡してくるから!じゃあねみぽりん!」タタタ..

みほ「………………」

みほ(登校したら昨日普通だった友達が落ちてた。これじゃあ岡本真夜じゃなくても夜更けに何があったの?って思うよ)ハァ..

麻子「西住さん……その、なんだ」

華「沙織さんが悪いアクティブさを出してしまったみたいで……」

優花里「……気を落とさずにと言いますか……」

みほ「……大丈夫。気にしてないよ。沙織さんはあんこうチーム最チョロ。正直、この結果は見えてなくもなかったから」

優花里「そ、それはそれで武部殿も切ないですねぇ」

みほ「でもこれでわかったよね?お姉ちゃんの怖さが」

優花里「確かに……」

華「タイミングを考えると、もしかして意図して狙ったのでしょうか?」

みほ「ううん、それはないと思う。でもお姉ちゃんはそういう星の下に生まれたというか、奇跡的な偶然を呼び込むところがあるから。アイスもよく当たり引いてたし」

麻子「だが恋愛脳の沙織はともかく、私たちは大丈夫だろう」

優花里「ええ」

華「もちろんです」

みほ「……うん」

みほ(だけど……)


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