8:名無しNIPPER[saga]
2016/10/15(土) 23:44:27.50 ID:2htpvFqPo
妙子「見学と言わず、練習に参加してみませんか?」
まほ「え?」
典子「おおー!それいいな!」
忍「いやいや……にしず…」チラ
まほ「まほでいい」フフッ
忍「あ……は、はい……ま、まほさん」
まほ「うん。それでいい。ありがとう、忍」フフッ
忍「っ……///」ドキン!!
みほ(あぁ……!事前にみんなの名前を覚えてるのがお姉ちゃんらしい)
みほ(さっきのやりとりで、佐々木さんだけ下の名前で呼ぶのを許可されたのかも、っていう河西さんの疑問にさらりと答え、受け入れる。それに安堵した河西さんの心の隙間を突くように、『忍』と名前で呼ぶ)
みほ(これにより『私の名前知ってたんだ』という驚きと『こんな綺麗で素敵な人に、微笑みかけられながら下の名前で呼ばれちゃった』っていう優越感にも似た感情が生まれる……)
みほ(うぅ……名前をどう呼ぶかのやりとりだけで相手の心を掴む……お姉ちゃんっぽい……)
まほ「キミたちも私のことはまほと呼んでくれ。そんなに気を遣わなくていい」
妙子「わかりましたー!」
典子「はい!あ、それで忍。さっき何を言いかけたんだ?」
忍「まほさんは制服ですし、朝練用の着替えとか無いと思いますよ?動いて汗かくと問題があるんじゃ…」
まほ「そうだな……今日は体育の授業が無いから体操着も家にある」
あけび「残念……」
妙子「あ!私、予備のユニフォーム持ってますよ?サイズ合うと思いますけど……私のでよかったらどうですか?」
まほ「いいのか?」
妙子「もちろんです」
まほ「ありがとう。では遠慮なく貸してもらう」
みほ「!」
みほ(近藤さん……それは悪手かも……)
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