過去ログ - 【艦これ】幽霊鎮守府【コンマ・安価】望月「その5だよ……」
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921: ◆r3J8wr8gzWTW[saga]
2016/11/30(水) 00:23:45.45 ID:7Z61eRQS0
神風「……」

提督に背負われていると、その温かく、大きな背にとても安心出来る。

山雲や霞が膝に乗りたがる気持ちもわかる。

神風「大好き……」

思わず、ぽろりと口からそうこぼれ落ちる。

提督はそれに気づいているのか居ないのか、慌てた様子もなく、言葉に対する返事も無い。

ただ提督の事だから、聞こえていても聞こえないふりをしているのも十分考えられた。

聞こえていたかどうか、聞いてみる勇気は無い

しばらく、お互い何も言わず、提督は調子を替えずに歩き続ける。

角を後いくつか曲がればもう鎮守府は目の前だ。そう思うと、惜しく感じる。

神風「ずっと、この道が続けばいいのにな……」

提督「……少し遠回りするか」

神風「え?」

提督「少しだけ、な」

神風「うん」

提督の首に回した手に少しだけ力を入れて、抱きつくようにして、照れくさそうに笑う。

提督「お前がこういう答えを望んでるわけじゃないのは良くわかってるが……、俺は鎮守府の皆が大好きだ、神風も含めてな」

神風「──!?」

提督「流石に聞こえてるぞ?」

神風「う、うぅ……、恥ずかしい……。でも……、今はその答えでも、いいかな……」

─────

中々書くのが難しいですね。
甘く出来てればいいなぁ……。


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