過去ログ - 菜々「お世話に」心「なり」楓「ました」瑞樹「私たち」早苗「ジサツします」
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◆t6XRmXGL7/QM
[saga]
2016/10/23(日) 01:47:13.04 ID:ty9FZtcI0
「熱ッッッッつ!! なに!? なんなの!?」
寝起きなのも含めてあたしは訳がわからなくなってた。
外界より煌々と照る光と灼々たる熱の暴力に相い対し、少し落ち着いてきたあたしは、部屋の温度計を見た。
「……47度。やだ、猛暑日どころじゃないじゃないの……もうどうなってるのよ……」
外は快晴も快晴。広い空は太陽一つだけが鎮座し、雲などひとかけらも出ていなかった。
寝起きで目が慣れていないこともあって、薄目で外を窺うのがやっとだった。
空から徐々に目線を下ろすと、日射に灼かれたアスファルトが陽炎を生み、グラグラと景色を揺り動かしている。
この気温からして午後まで寝過ごしただろうか。そう思って時計を見て血の気が引いた。思わず二度見した。
午前9時12分。日の出から6時間と経っていない。
「……こりゃ今日は外出なんて無理ね。死んじゃう。喉もだけど、午後になったらこんなの、どれだけ上がるか」
セミこそもう鳴いてないけど、このカッ飛んだ暑さは8月を思い起こさせた。
いや、ここまで暑くなかった気さえする。肌が痛むほどの暑さなんて前代未聞だ。
「……これ、確実に死人出るわね」
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