過去ログ - 菜々「お世話に」心「なり」楓「ました」瑞樹「私たち」早苗「ジサツします」
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88: ◆t6XRmXGL7/QM[saga sage]
2016/11/02(水) 13:04:25.78 ID:KBR6uMCE0
「そういえば心ちゃんは?」
「私はまだ連絡ついてない。菜々ちゃんは昨日私に会う前に会ったって言ってたけど、その時はなんともなかったみたいだから心配なのよね。
専務もちひろちゃんも何回かかけたけど、出ないみたいなこと言ってたし」
「いよいよ心配ね。あたしもこの後かけるつもりだけど」
「早苗ちゃん今日はこれからどうするの? どうするのって言っても、その様子だと外に行くのも大変だと思うけど」

瑞樹ちゃんに、菜々ちゃんと約束したことを過不足なく伝えた。

「日没後に外の様子見、ねぇ……外出禁止のお触れが出たばかりだってのによくやるわよ」
「"日中"なわけだし日没後はセーフでしょ」
「一応、うちの窓からだと出なくてもいろいろ外のことはわかるんだけど」
「どうなってる?」
「どうもこうも、不気味なくらい無人よ。電車もバスも今日は朝から全然走ってないわ。
一昨日くらいは便が減っててもなんとか走ってたし、人も車もちょこちょこ見かけてたんだけど
今日は一切なし。ゼロ。本当に正真正銘の無人よ。夜になってもビルは全っっっ部真っ暗。
街灯あんまりないところだからおっかなくって歩けないわ。
昼は雲も無いから、ずっと外の景色見てるとでっかい写真を眺めてるんじゃ無いかって錯覚してくるわよ」

瑞樹ちゃんの住んでいるところはプロダクションからはそう遠く離れてはいないところ。
プロダクションへは歩こうと思えば歩きで行けちゃう距離だし、そんな都心が今ではとんでもないことになっているらしい。
うちの周辺もちょっと怪しいかも。


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