9:名無しNIPPER[saga]
2016/10/18(火) 23:26:47.36 ID:snFV7Fpq0
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チューバが歌うような品のある長い低音が私のおへその下の辺りをくすぐっていました。
余裕のある、なめらかな推進。
あの人がペダルを踏んだり離したりするのに合わせて、私を乗せたこの箱が、深く息を吐きながら東京の街を転がっていくのでした。
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