19:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:39:52.30 ID:QB1AagmFO
「む、難しいですね……」
「海未、ちょっといい?」
そういって真姫は海未の右手をとる。海未は突然のことに一瞬びっくりした。
真姫は両手で海未の手をそっと丸める。
真姫の指は細くしなやかで、少しだけひんやりしていた。
「少し力んでたから。こういう手の形で弾くのよ」
真姫がそっと手を離す。
海未は形が崩れないよう手をゆっくりと鍵盤の上に移す。
その形を保ったまま、ドレミと弾いてみた。
こころなしか、弾きやすくなったようなそうでもないような……という感じ。
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