22:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:43:17.50 ID:QB1AagmFO
「それにしても、どうして私にピアノを?」
海未に尋ねられると、真姫は
「海未が羨ましいって言ってたから……その、教えてあげてもいいかなって。せっかく来てくれたんだし……ていうかごめん、後輩の私が偉そうにして」
「いえ、むしろありがとうございます。自分でも弾ける曲ができたというのは本当にうれしいです」
真姫はそれを聞くと満足したように笑みを浮かべて
「よかった」
と一言。
「わ、私がピアノ教えてあげたってこと、みんなに言わないでよ」
海未はふふ、と笑って
「はい。ここであったことは二人だけの秘密、ですね」
そう言うと、真姫は口元を緩めてちょっと嬉しそう。
海未はそれを見て、いじらしくて可愛いと思った。
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