7:名無しNIPPER[sage]
2016/10/19(水) 01:21:51.07 ID:QB1AagmFO
音が部屋の空気に吸い込まれるようにして消え入り、真姫は一息ついて手を休める。
そんな真姫の背中に、海未は拍手を送った。
真姫はびっくりして後ろを振り向いた。
「き、来てたの?」
「はい。しばらくここにいましたよ」
すると真姫は顔を赤らめて
「来たならちゃんと言ってよね…」
「あまりに素晴らしい演奏で、聴き入ってしまったもので…曲が終わるまで聴いていたかったんです」
「そ、そう。ありがと…」
真姫は照れ隠しに目をそらしつつそう答えた。
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