過去ログ - まゆ「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝3】
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43: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2016/10/27(木) 22:07:57.11 ID:jBmWWmK50

その人が話したことは、大体こう言うこと…だと思います。


―――346プロダクション。


それは"喰種"の優れた面に注目し利用している『人間』の一族、『美城家』が経営する芸能事務所。


CCGの目を盗み、すごく昔から"喰種"と様々な取引をしていた美城家の人々は、

人間よりはるかに身体能力や感覚器官が優れてる"喰種"たちに改めてアプローチをして、この346プロを作りました。


だから美城にとって"喰種"は、芸能において複雑なパフォーマンスを短時間で習得でき更に比較的低賃金で雇うことの出来る優秀な人材として。

そして"喰種"にとっては言うまでもなく、資金源や情報源、もしくは食事の配給や教育、あとは学校への入学に必要なお金の負担みたいなサービスを提供してくれる後ろ盾として。

互いを自分の利益のために利用するという、一種の共生関係を築いてきた……そういうことでしょうか。



なんてことでしょう。

まゆはプロデューサーさんの働いている場所が普通の人間の事務所でも、関係なく付いていくつもりでした。

でも、まゆが運命を感じてやってきたこの場所は、偶然にも"喰種"のために作られたお城だったんです。


"喰種"が内緒のお話を出来るフロアを社内に作れるのは、こう言うことなんですね。


ここは"喰種"のための会社なんですから。



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