過去ログ - 高垣楓「夢と現を、月見で一杯」
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39: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/10/23(日) 09:38:51.74 ID:uhMwzG8T0
=・=

 ――……黒蜜騒ぎからしばらく経って。

 屋台の中には静かに酒を飲む楓と、眉間に深い皺を寄せ、
 ニンジン酒の入ったコップを片手に、出された団子を完食しようと悪戦苦闘するプロデューサー。

 そしてそんな彼の苦闘っぷりを見せ物のように楽しみながら、自分の団子をつつく銀髪の少女。

 店主でもある老人は小さな椅子に腰かけて、
 何処からか取り出した小さなお椀を、布きんを使って磨いている。


「それにしても、ビックリしました」

 楓が手にしたお猪口を眺めつつ、目の前に座る老人に言った。

「お団子の甘さもそうですけど、こんな……珍しいお酒があるなんて」

「ニンジン酒ね。ウチでしか、まず飲んめ」

 楓の言葉に老人が、得意そうに小さな鼻を「フフン」と鳴らす。


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