過去ログ - ワイルド・ハニーは砕かない
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1: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 19:57:13.60 ID:Hz+1casV0
※初めに

・このSSは「静・ジョースターの奇妙な日常」の続き・第十八話です。
この話が『最終回』となります。

・『ジョジョの奇妙な冒険』第四部に登場した、透明な赤ちゃんが成長した姿を書いたオリジナルSSです。

・話が全てつながっております。長いですが最初から読んでいただけると嬉しいです。

・展開予想はおやめ下さい。

・更新遅いですが、のんびりお待ち下さい。


一話
静・ジョースターの奇妙な日常
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二話
仗助「静のやばい物を拾ったっス」
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三話
静「ジャンケン教師がやって来た」
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四話
静「引きこもりのうちへ遊びに行こう」
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五話
静「泥棒をしよう」
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六話
静「ペーパー・バック・ライターは父親に憧れる」
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七話
静「お見舞いへ行こう」
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八話
静「日本料理を食べに行こう」
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九話
静「幽霊屋敷に住もう」
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十話
静「双葉双馬は静かに暮らしたい」
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十一話
静「吉岡純はお金が好き」
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十二話
静「杜王町の人々」
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十三話
静「静・ジョースターはキャンプをする」
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十四話
静「町の背後霊」
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十五話
静「ぼくは未来人」
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十六話
静「彼の名はウォーケン」
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十七話
静「メイの世界」
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2: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:00:05.29 ID:Hz+1casV0
アハハ……ハハ……

静「待って……待ってよ、メイ。走るの、速いわ」

メイ「ふふ、ごめんなさい。それにしても、凄いわね。ジョースター邸のすぐ近くに、こんな大きな森があるなんて……」
以下略



3: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:01:29.13 ID:Hz+1casV0
静「ええ。おじいちゃんがね、家は都会のゴミゴミした所じゃあなくって、こういう田舎で広い所がいいって言ってねェ――……あたしは都会の方が好きだったりするけど。まあおじいちゃんが好きな所だったら、どこでもいいのだけどね」

メイ「綺麗な所だわ……素晴らしい所よ、静」

サァァアア……


4: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:03:10.43 ID:Hz+1casV0
メイ「遊びましょう、静。妖精さんを探したり、虹色に輝く蝶を追いかけるの」

静「素敵ね、メイ……それは、とっても素敵だわ……」

サァ……ア……
以下略



5: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:04:49.82 ID:Hz+1casV0
…………




以下略



6: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:06:59.73 ID:Hz+1casV0
…………

杜王町――……

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
以下略



7: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:09:50.48 ID:Hz+1casV0
暗闇の中、有栖川メイは、外れた調子で子守唄を口ずさむ。
町の人々は……杜王町の全ては、眠ったままだ。

人も、町も、犬も猫も、虫さえも、深い深い眠りへと落ちている。
しいん、という音が聞こえるほど、静かな世界で。
以下略



8: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:11:57.01 ID:Hz+1casV0
空条承太郎や、東方仗助、
そして、静・ジョースター達が、死んだように眠る中心で。

有栖川メイは、チェスタの亡骸を抱いたまま、子守唄のメロディを口ずさむ。

以下略



9: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:14:07.19 ID:Hz+1casV0
「……神は、七日間で『世界』を創った……」

「ならば私は、七日間で世界を創り変えよう」

「皆が手を取り合える世界へ……『素晴らしきこの世界』へと創り変える」
以下略



10: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:17:18.68 ID:Hz+1casV0
ペラリ、という音がした。
紙が、風で動く音であった。

よく見ると、周囲には大量の紙が落ちている。
……その紙は……まるで、静を守るかのように、静の身体を覆っていた。
以下略



11: ◆HACkWQpQbk[saga]
2016/10/22(土) 20:19:04.83 ID:1dmR7XxL0
 はたして屋上の祭壇には覆面を被った小僧がいた。
 貴様がザイルかと問うとそうだ、お前らはポワンの使いかと問い返すのでフルートを取り返しにきたと云った。
 するとポワンはおれのじいちゃんを追い出した憎い奴だから困らせてやったとわからないことをほざく。
 おい、何の話だと訊くが雪の女王様の云うことだから間違いはないと聞く耳を持たず襲いかかってきたのでかしのつえで脳天を一発盛大にくれてやった。
 するとゲレゲレを虐めていた兄弟の如く無様にひっくり返るから思わずアッハッハと笑ってしまった。ベラが苦い顔をしているが知ったことではない。
以下略



12: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:19:56.95 ID:Hz+1casV0
「……双葉双馬。貴方は……自分の命より、『友達』の命が大切だったの?」

「……自分を守るより、他人を守るほうが大切だったの?」


13: ◆HACkWQpQbk[saga]
2016/10/22(土) 20:21:07.04 ID:1dmR7XxL0
あれ、下に書いたはずが……ごめんなさい、誤爆です


14: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:21:11.29 ID:Hz+1casV0
「…………私にも、わかるかしら。世界が少し、変わったなら……私にもその気持がわかるのかしら」

「……」


15: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:24:18.46 ID:Hz+1casV0
黒い膜の向こうに、太陽が見える。
西に傾きかけたそれは、もうすぐ一日目が終わる事を示していた。

「……『素晴らしきこの世界』まで、あと……六日」

以下略



16: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:26:33.07 ID:Hz+1casV0
…………

『素晴らしきこの世界(ワンダフル・ワールド)』

人々は長い眠りの中、自分の人生を最初から『追体験』する。
以下略



17: ◆eUwxvhsdPM[saga sage]
2016/10/22(土) 20:27:15.01 ID:Hz+1casV0
本日はここまでです。
誤爆が自然すぎて私こんな文章書いたっけってなった


18:名無しNIPPER[sage]
2016/10/22(土) 20:31:18.22 ID:JlwK7c6W0
乙です!最後頑張ってください!


19:名無しNIPPER[sage]
2016/10/22(土) 20:48:44.91 ID:g3ElG4H40
乙です!
誤爆自然すぎて普通に読んでしまったw


20:名無しNIPPER[sage]
2016/10/22(土) 21:23:07.47 ID:SpUxrsSc0
乙ッ!
しかし、メイちゃん無敵じゃね……?


21:名無しNIPPER[sage]
2016/10/22(土) 22:19:29.00 ID:BlF/qYQM0
初リアルタイムだ!楽しみにしてる!


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