過去ログ - ワイルド・ハニーは砕かない
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2: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:00:05.29 ID:Hz+1casV0
アハハ……ハハ……

静「待って……待ってよ、メイ。走るの、速いわ」

メイ「ふふ、ごめんなさい。それにしても、凄いわね。ジョースター邸のすぐ近くに、こんな大きな森があるなんて……」
以下略



3: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:01:29.13 ID:Hz+1casV0
静「ええ。おじいちゃんがね、家は都会のゴミゴミした所じゃあなくって、こういう田舎で広い所がいいって言ってねェ――……あたしは都会の方が好きだったりするけど。まあおじいちゃんが好きな所だったら、どこでもいいのだけどね」

メイ「綺麗な所だわ……素晴らしい所よ、静」

サァァアア……


4: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:03:10.43 ID:Hz+1casV0
メイ「遊びましょう、静。妖精さんを探したり、虹色に輝く蝶を追いかけるの」

静「素敵ね、メイ……それは、とっても素敵だわ……」

サァ……ア……
以下略



5: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:04:49.82 ID:Hz+1casV0
…………




以下略



6: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:06:59.73 ID:Hz+1casV0
…………

杜王町――……

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
以下略



7: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:09:50.48 ID:Hz+1casV0
暗闇の中、有栖川メイは、外れた調子で子守唄を口ずさむ。
町の人々は……杜王町の全ては、眠ったままだ。

人も、町も、犬も猫も、虫さえも、深い深い眠りへと落ちている。
しいん、という音が聞こえるほど、静かな世界で。
以下略



8: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:11:57.01 ID:Hz+1casV0
空条承太郎や、東方仗助、
そして、静・ジョースター達が、死んだように眠る中心で。

有栖川メイは、チェスタの亡骸を抱いたまま、子守唄のメロディを口ずさむ。

以下略



9: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:14:07.19 ID:Hz+1casV0
「……神は、七日間で『世界』を創った……」

「ならば私は、七日間で世界を創り変えよう」

「皆が手を取り合える世界へ……『素晴らしきこの世界』へと創り変える」
以下略



10: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2016/10/22(土) 20:17:18.68 ID:Hz+1casV0
ペラリ、という音がした。
紙が、風で動く音であった。

よく見ると、周囲には大量の紙が落ちている。
……その紙は……まるで、静を守るかのように、静の身体を覆っていた。
以下略



11: ◆HACkWQpQbk[saga]
2016/10/22(土) 20:19:04.83 ID:1dmR7XxL0
 はたして屋上の祭壇には覆面を被った小僧がいた。
 貴様がザイルかと問うとそうだ、お前らはポワンの使いかと問い返すのでフルートを取り返しにきたと云った。
 するとポワンはおれのじいちゃんを追い出した憎い奴だから困らせてやったとわからないことをほざく。
 おい、何の話だと訊くが雪の女王様の云うことだから間違いはないと聞く耳を持たず襲いかかってきたのでかしのつえで脳天を一発盛大にくれてやった。
 するとゲレゲレを虐めていた兄弟の如く無様にひっくり返るから思わずアッハッハと笑ってしまった。ベラが苦い顔をしているが知ったことではない。
以下略



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